オフショア開発成功の鍵は“外注にしない”こと
オフショアの相談を受けることが増えているブログ担当Iです。
開発の相談を受けていると、こんな話をよく聞きます。
「オフショアって安いんですよね?」 
「外に出したいんですけど、うまくいきますか?」
この時点で、少しだけ違和感があります。
“外に出す”という発想で考えていないか?
オフショアは「外注」ではない。
オフショア開発というと、
- コスト削減
- 人手不足の解消
- 外部リソースの活用
というイメージが強いかもしれません。
もちろん間違ってはいません。
ただ、実際の現場でうまくいくかどうかは別のところで決まります。
“どう関わるか”です。
うまくいかないパターン。よくあるのはこの形です。
- 仕様を投げる
- あとは任せる
- 出てきたものをチェックする
一見、効率的に見えます。

でも結果は、 「仕様通りだけど、なんか違う」
という状態になりがちです。

よくあるズレ。
実際に起きやすいのはこんなことです。
- 「OKです」と言っていたのに認識が違う
- 細かいニュアンスが伝わっていない
- 想定していた使い方と違う

言葉は通じているのに、意図がズレる。
なぜズレるのか?
原因はシンプルです。
“外注”として扱っているから、です。
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外注前提だと
- 指示は最低限
- 背景は共有しない
- 判断は相手任せ
になります。
これではズレるのは当然です。
うまくいく会社は何が違うのか。
うまくいっている会社は、考え方が違います。
チームとして扱っています。

① 背景を共有する
「なぜこの機能が必要なのか」
ここを伝えます。
すると、判断の質が変わります。

② 小さくすり合わせる
いきなり完成を求めない。
ズレを早めに潰す。
- 途中で確認
- 認識合わせ
- 小さな修正

③ 関係性を作る
- 日常的なコミュニケーション
- 雑談
- 信頼関係
これが一番効きます。
実は「ラボ型」と呼ばれる形。
ここでいうオフショア開発は、いわゆる「ラボ型」と呼ばれる形で、
専属チームとして継続的に開発を進めるスタイルです。
つまり、外注ではなく“チーム”という前提です。
IT運用と同じ構造。
IT運用とかなり似ています。

- 丸投げすると崩れる
- 見えていないと不安定になる
- 関係性と仕組みが重要
人ではなく“設計”の問題です。
実際に話を聞くと、

・思ったよりコミュニケーションが難しい
・期待と違うものが出てくる
・結局やり直しになる
というケースも少なくありません。
でも多くの場合、技術の問題ではなく、関わり方の問題、です。
もし
・オフショアを検討している
・うまくいかずに悩んでいる
・チームとして回せていない
という場合は、一度、体制や進め方を見直してみるのも一つの方法です。
最後に・・・
オフショア開発は、単なるコストの話ではありません。
大切なのは、どのような関係性を築くかという点です。
「外に出すかどうか」ではなく、
「どうチームとして関わるか」
その違いが、プロジェクトの結果を大きく左右するのかもしれません。
