ITあるある

ひとり情シスが限界を迎える瞬間とは?よくある崩壊パターン

ひとり情シスの話をよく聞くブログ担当Iです。

「IT担当はひとりです」

こうした話は、実際によく耳にします。
そして多くの場合、 “なんとか回っている”状態になっています。

3859661_s.jpg

ただ、話を詳しく聞いていくと、

  • 問い合わせ対応で一日が終わる
  • 誰が何を管理しているか分からない
  • トラブル対応が属人化している

といった状況も少なくありません。本当にこのままで大丈夫なのか?

5048456_s.jpg

今回は、ひとりIT担当で起きやすい「崩壊パターン」を整理してみます。

崩壊パターン①

問い合わせ対応で一日が終わる
社内ITに最も多い仕事。それは「問い合わせ対応」です。

 

  • PCが起動しない
  • ネットが遅い
  • パスワード忘れた
  • アプリが動かない

 

こうした問い合わせは、会社が大きくなるほど増えます。
その結果、本来やるべき仕事(IT環境の改善や仕組み化)に手が回らなくなります。

そして、“目の前の対応だけで一日が終わる”状態になります。

 

崩壊パターン②

属人化が進む
ひとりIT担当の最大のリスクはこれです。


「このシステムは○○さんしか分からない」

  • アプリやサービス管理
  • サーバー設定
  • バックアップ
  • アカウント管理

 

これらがすべてひとりの頭の中にある。
その状態が続くと、

  • 退職
  • 異動
  • 休職

このどれかで、会社のITは突然止まります。

28908970_s.jpg


崩壊パターン③

IT投資の優先順位が決まらない

ひとりIT担当は、

  • 現場対応
  • トラブル対応
  • ベンダー調整

に追われます。

すると、

  • IT戦略
  • システム整理
  • ITコスト最適化

こうした「未来の設計」が後回しになります。

結果として、

  • ツールが増え続ける
  • 管理が複雑になる
  • コストが増える

 という状況になりやすいのです。

崩壊パターン④

3762584_s.jpg
障害対応がブラックボックス


障害が起きたとき

  • どう復旧したのか
  • どこが原因だったのか

 

これが共有されないまま“経験と勘”で解決されることがあります。
これも属人化の一種です。そして、同じトラブルが何度も繰り返されます。

ひとりIT担当が悪いわけではない
26039305_s.jpg 25158583_s.jpg

ここまで読むと、「ひとりIT担当は危険」と思われるかもしれません。

しかし問題はそこではありません。
問題は構造です

 

ひとりで担当している以上、

  • 業務
  • 責任
  • リスク

すべてが集中します。
どんな優秀な担当者でも限界があります。


では、何から始めるか
23317849_s.jpg

すべてを一度に改善する必要はありません。

まずは

  • IT資産の整理
  • アプリケーションやサービスの棚卸し
  • 業務の可視化
  • 属人化ポイントの洗い出し

 

ここから始めるだけでも、IT運用のリスクは大きく減ります。

-ひとりIT担当の課題-

  1. 問い合わせ集中
  2. 属人化
  3. IT投資判断
  4. 障害対応ブラックボックス
  5. 可視化
  6. 改善

 

もしも、

  • ひとりIT担当で不安がある
  • 属人化が進んでいる
  • 現状が把握できていない

という場合は、第三者視点でのIT体制整理も一つの方法です。

26123200_s.jpg 

例えば

  • IT運用の課題整理
  • 属人化リスクの可視化
  • IT体制の簡易診断

などを行うことで、「どこから整えるべきか」が見えてきます。

 

会社のITは、普段は目立ちません。
でも、止まった瞬間に会社全体が止まります。

867908_s.jpg

だからこそ“なんとか回っている”状態は実は一番危険なのかもしれません。