業務改善

横浜港の物流はどう動く? IT視点でその裏側を分解してみた

横浜にいると、つい港のあたりを眺めてしまうブログ担当Iです。

「止まらない仕組み」はどう作られているのか

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横浜港を眺めていると、いつも不思議に思います。
巨大なコンテナ船。静かに動き続けるクレーン。ひっきりなしに出入りするトレーラー。
あれだけの物量が、止まらない。これ、社内ITと同じ構造では?と思ったのです。


港は「気合い」では動いていない

横浜港が止まらない理由はシンプルです。

・流れが設計されている
・作業が標準化されている
・役割が分かれている
・情報が個人に閉じていない

つまり、仕組みが先にある。
「誰かが頑張る前提」ではなく、「誰でも回せる前提」で設計されている。

社内ITはどうでしょう?

・この業務システム、担当者しか分からない
・障害対応は経験と勘
・数字はExcel管理
・相談は最後に回ってくる

責める話ではありません。少人数で、日々の対応に追われていれば、“仕組みづくり”は後回しになります。
でも、港と違うのはここです。
港は「止まると困る」前提で設計されています。
社内ITは「止まってから考える」になりがちです。

止まらないITに必要なこと

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 横浜港の構造を分解すると、IT運用にもそのまま当てはまります。

1.流れの可視化
2.例外処理の整理
3.標準化
4.属人化の排除

特別なツールより前に、まず“全体像を見える化”すること。ここが出発点です。

では、何から始めるか

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 社内ITチェック

□ IT資産台帳はあるか
□ システムの契約は整理されているか
□ バックアップ確認しているか

□ 属人化しているシステムはないか

いきなり完璧な体制は作れません。

でも、まずは

・どこがブラックボックスなのか
・どこに停止リスクがあるのか
・何が属人化しているのか

これを整理するだけで、景色は変わります。
横浜港も、最初は「見える化」から始まったはずです。

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もし自社のIT体制を一度俯瞰してみたいなら、第三者の視点を入れるのも一つの方法です。

たとえば、

・現行運用・保守の課題整理
・IT体制の簡易可視化レポート
・属人化リスクの洗い出し

などを行うことで、
「どこから手をつけるべきか」が見えてきます。
止まらない設計は、“まず知ること”から始まります。

横浜港は今日も止まりません。
あなたの会社のITは、どうでしょう。